筋膜リリース(筋膜はがし)〜コリ解消の新発想〜

肩コリの原因・・・実は筋膜にあり?

スマートフォンの普及や日々のパソコン業務により、肩コリや全身のハリに悩まされる人は、近年急増しています。
このコリを解消すべく、マッサージを受けに行ったり、ジムでのトレーニングに励んだりされている方は数多くおられる様です。

しかしその時は楽になるけれど、すぐに元の辛い状態に戻ってしまう、という悩みをお持ちの方がほとんどなのではないでしょうか?

そこで今回は、最近注目されている〝筋膜〟にスポットを当ててみました。
〝筋膜リリース〟〝筋膜はがし〟を行うことにより、コリの悩みが劇的に解消するケースが、非常に多い事が分かってきたのです。

筋膜(きんまく)とは

筋膜は、約40年も前から研究されていましたが、近年になって急激に脚光を浴び始めたものです。

まず『コリ』というと、筋肉の緊張、というイメージで捉えるのが一般的な認識です。
ですが、この筋肉は、数千から数万もの筋繊維から形成されています。

何枚もの層になって重ねられた筋繊維の束が、何故バラバラにならないのでしょうか?

それは、筋繊維の束が、オブラートの様に膜によって包み込まれているからです。


筋肉にとって、このオブラートの役割を果たしているのが、〝筋膜〟なのです。
ソーセージに例えると、中身が筋肉で薄皮が筋膜、というイメージで捉えてもらえばわかりやすいかと思います。

筋膜は筋肉だけでなく、骨・内蔵・血管・神経などを覆っており、深層〜表層の隅々まで立体的に支える働きをしています。
肉体のバランスを取るための、言わば〝第二の骨格〟とも言える、重要な役割を果たしてくれているのです。

何故、筋肉自体を押すだけだと、すぐ元に戻るのか?

マッサージ好きな人なら、コリを指圧されたら、その時は痛気持ち良さや爽快感は感じられます。
でも、すぐにまた元の硬い状態になりがちな場合は、この筋膜が関連している可能性があります。
マッサージによって筋肉自体が緩んでも、それを覆う筋膜に問題があると、根本的な解決にはなりにくいのです。

筋膜とは本来、オブラートの様に柔らかく伸びているのですが、日常の姿勢などで負担がかかった部分は硬化してシワになってしまうのです。
毎日、生地がとても硬くて、しかも大きなシワが出来たシャツを着ている事を想像してみて下さい。
生地が硬いだけでも重く感じて疲れます。
その上、シワの部分が当たった部分は筋肉が圧迫され、血流も阻害されて痛みを感じるので、非常に辛く感じる筈です。

筋膜リリース(筋膜はがし)とは

つまり、筋膜の中身である筋肉をほぐす事とは別に、それを包んでいる筋膜のシワを伸ばしてあげる事が非常に大事なのです。
そうする事で、筋膜は柔らかく伸びた状態になるので、それに覆われた筋肉もリラックスされます。
この筋膜のシワを伸ばす事を、〝筋膜リリース〟〝筋膜はがし〟と呼びます。

専門の治療院などでは、筋膜に直接注射を施したり、手技によって筋膜のシワを伸ばす施術が施されており、長年付き合ってきたコリが改善された例は数多くあります。
これらの方法は当然、専門的な知識や経験が必要とされるので、誰でも簡単に出来るものではありません。
そこで、自宅で簡単に出来るセルフケアの方法をご紹介します。

筋膜リリースの手法〜簡単に出来るセルフケア〜

首・肩[座位]

①右手の平を左肩の後ろ側に当てて、首を真横に倒し、伸び切ったところで30秒キープ。
②その姿勢のまま、顔を右下に向けて、伸び切ったところで30秒キープ。

①②とも、首〜肩上部の筋肉が伸びている感覚を確かめながら行って下さい。
次は、左手を使って同じ動きを行います。

肩甲骨[座位]

両腕を肘を伸ばして真っすぐ前に突き出します。
手の平は下に向けたまま、肩甲骨が後ろに伸びる感覚を感じ、伸び切った所で30秒キープ。

胸・肩甲骨[座位]

両腕を、肘を曲げて水平に後ろに伸ばし、肩甲骨を合わせる意識で30秒キープ。
そのまま、肘を直角にして両手の平を顔の横に持っていき、30秒キープ。
肘が下がってこない様に意識するのがポイントです。

腕・首・肩[座位]

右腕を背中側に回し、手の平を後ろを向けます。
左腕は頭の後側に回し、手の平を自分側に向けます。
そのまま左右の腕が伸び切った姿勢で、30秒キープ。
左右逆にして、同様のポーズを行います。

全身伸ばし[立位]

左足を前・右足を後ろに交差させます。
右腕を、顔の前を通りながら、やや左上にピンと伸ばします。
左腕は、右臀部の後ろ側に回します。
顔は、右下を見る様にして、うつむかせます。
右足のカカトを上げてアキレス腱を伸ばしつつ、両腕をそれぞれの方向に伸ばし、30秒キープ。
左右逆にして、同様のポーズを行います。

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