2020年9月15日 / 最終更新日時 : 2021年10月30日 biz ストレス対策

気持ちの伝染〜ワクワク生活術〜

あなたの身の周りに、いつもニコニコして気持ちの良い人っていませんか？
こういう人とお話すると気持ち良くさせられてしまうし、元気を受け取ることが出来ます。
そこまでは自覚するとしても、それを受け取ったあなたが周囲にまた伝染させている、ということまでは自覚が無いのでは有りませんか？

〝人に気持ちは3人先にまで伝染する〟ということが科学的に証明されたそうです。
どういう事かと説明しますと・・・
Aさんが何か良い事があり、ルンルン気分だったとします。
すると、その後に約束して会った友人Bさんにもルンルン気分は伝染します。
すると、今度はBさんが帰宅して奥さんのCさんに伝染。
Cさんは翌日会社で隣りの席のDさんに伝染させてしまう、と言う感じです。

同じように、これが不機嫌だったりすると、それも伝染させてしまいます。
いつもイライラしている人と一緒にいると、自分にイライラとした不愉快な気分が伝染るだけでなく、周囲にまで広げてしまう可能性があるわけです。

どうせなら気分の良さを広げていきたいものですよね？
「この人といると気分が悪くなる」
と思われるより
「この人の近くに居たい」
と思われる人である方が幸せですものね？

しかしながら、人生には色々な事が起こります。
想い通りにいかないことや、苦悩は付き物。
常に24時間ご機嫌さん、というわけにはいかないでしょうが、なるべくそれに近い状態に持っていくことは可能です。
そこで、自分の機嫌を取って気分良く過ごせる時間延長法をご紹介致します。

目の前の出来事に振り回されない

・何か良いことが起きた
・望んだ通りに物事が運んだ
という時には
「嬉しい、幸せ♬」

・思うように結果が出せなかった
・悲しいことが起こった
という時には
「悔しい、不幸だ。。」

多くの人は、このような感覚で生活しておられのではないでしょうか？
しかしながら、これは自分の外側の世界に影響を受けているだけです。
自分以外の何者かに振り回されるので、その度に心が乱れるというのは、穏やかではありません。
生きている限り、ここから完全に逃れることは出来ないわけですが、なるべく心地良い状態で日々を過ごしたいものですよね？そうすれば、幸福感に満たされて時間を過ごす事が出来ます。

何もなくても幸福感を味わう

そもそも幸福・幸せとは一体、何なのでしょう？

なるもの？
掴み取るもの？
与えるもの？
望むもの？

「あれが手に入ればいいのに・・・」
「あの場所へ行けたらいいのに・・・」
「あの人と付き合えたらいいのに・・・」

と思って、それが叶ったらそれは嬉しい事でしょう。
しかしながら、その喜び、さほど長続きするものではありませんよね？
だいたい3日、長くてもせいぜい一週間でしょう。

だとすれば、幸せとはその時に〝味わうもの〟または〝感じるもの〟なのではないでしょうか？
旅行に行くことに決めて準備をしている時、すでに行って楽しんでいるようなワクワク感を味わいますよね？
つまり、物理的に何かを得たり実現することがなくても、頭の中でその気分を味わってしまえばそれですでに幸福だ、と言えるわけです。

そこでオススメなのは、何かが起きなくても〝ただ幸せを噛みしめる習慣を持つ〟という事です。
何も無い状態から幸福を感じられれば怖いもの無しです。
そんなことができるのか？？
と、思われる方が多いかもしれませんが、出来ます！！

そもそもの思いこみを疑う

私たちは〝目標や夢を追いかけ、途中の苦難を乗り越えた先に幸せが待っている〟と教えられてきました。
我慢することが大事、石の上にも三年、などと教わってきました。
ある意味、正解かも知れません・・・が、それらは全て幻想です。
社会的な成功を収めた有名人が不幸に陥るニュースは連日、報道されています。
歴史を紐解いてみても、それは明白です。
何か特別なモノを手に入れなくても、目の前のお茶が美味しい、風が気持ちいい、お月様が綺麗だ、と感じられればそれで幸せではありませんか？
今、何を思いどう感じるか、それが全てです。

全ては自分の中にあります。
自分の心の中の宇宙にある、と感じれば良いのです。
現実は後から追てきます。

ワクワクの因果応報

人に放ったエネルギーは巡り巡って、必ず自分の元へ返ってきます。
誰かを幸せにする空気を放てば、それはやがて大きくなって自分に返ってきます。
心地良い状態で人と接すれば、その気分は伝染し、数人先まで影響は及びます。
その幸福感は大きくなって、自分に返って来ます。
世の中には〝誰かの為にやくに立とう、喜んでもらおう〟としてボランティアや募金活動をする方も多くおられます。
非常に素晴らしい事であり、私自身も微力ながらさせて頂いてます。
しかし、そこに自己犠牲が伴ってしまうと、それは話が違ってきます。
何故ならば
「こんなにしてあげているのに・・・」
「あんなに人の役に立つことをしたのに報われない・・・」
という具合に、自分の心が苦しくなってくるからです。
ですから、何をやるにしても、あくまでワクワク感が伴った心理状態
〝楽しいからやる〟
〝やりたいからやる〟
という気持ちで実行するが重要です。
どんなに世間的に〝良き行い〟と評価される行動であっても、物事にはタイミングというものがあります。
ワクワク気分でないなら、そのタイミングではない場合もあります。
自分自身の気持ちに意識を置き、ワクワクレーダーに従って生きてみれば、人生は好転していきます。
是非、お試しください。