考えすぎに首の脱力!?〜心も潤う〜
慌ただしい毎日、あれこれと考え過ぎで肉体だけでなく、脳が疲労し心もぐったり。。
そこで今回は、疲れたハートを肉体面から休められる、有効な方法をお伝えします。
脳の三層構造
まずヒトの脳は、以下の三つに分類出来ます。
①脳幹
②大脳辺縁系
③大脳新皮質
①脳幹は〝爬虫類脳〟とも言われ、生物の本能に最も必要な働きをします。
※主な働きは以下の3つ
・危険回避
・安全確保
・反射的
②大脳辺縁系は〝哺乳類脳〟とも呼ばれ、感情を促す働きをします。
※主な働きは以下の3つ
・情動
・仲間意識
・群れをなす、わかり合う
③大脳新皮質は〝人間脳〟とも呼ばれ、理性を司る働きをします。
※主な働きは以下の3つ
・勉強
・暗記
・目的意識
この三つの中で、ヒトが現代社会に要求されるのは大脳新皮質の働き。
学校での偏差値教育は暗記力テストであり、自分でものを考えアイデンティティを確立する事なく、機械的に労働するロボット型人間を育成する事が目的。
社会に出た時に、効率良くタスクをこなし能率を上げて利益を上げるだけの従順な家畜にしたい、というのが社会の支配者の本音。
数値化できるものだけをを競わされると、人の心は荒んでいきます。
更に、会社に就職したらこの傾向はますます酷くなります。
例え出世しても、上司の顔を見ればその幸福度は推して知るべし、憧れの対象にはなりません。(もちろん例外となる素晴らしい方も終え荒れますが)
こんなことだから人は辞めていき、残った人にかかる負担は更に大きくなり、労働時間は拡大。
しかしながら〝働き方改革〟という名目で残業代はカットされ、助かるのは経営者だけ。
サービス残業が増えるだけで、やむなくこっそり仕事を自宅に持ち帰る人も少なくありません。
体は疲弊し、心はますます渇いていく、という負のループ。
さらに、近年は感染症対策での
・マスク着用により、素顔を見せない
・他人との距離の確保(ソーシャルディスタンス)
・アクリル版による仕切り
などにより、更に心に隔たりが生じています。
その上、コンビニやスーパーでのレジでの金銭の支払いも直接の受け渡しがなくなりつつあります。
自然界からの隔離
他人との接触が無くなると、自然界から切り離された状態になってしまいます。
本来、ヒトは心が許せる人との交流により波動エネルギーが循環し、ホルモンバランスが整う様になっています。
さらに〝幸せホルモン〟オキシトシンという脳内物質が分泌され、自律神経が整います。
哺乳類脳が働き、自然に近い状態にもなります。
ところが、現代の様に隔離された社会では、脳の中で働くのは大脳新皮質ばかりになり、脳幹と大脳辺縁系の活動が停止になりがち。
脳内のバランスが崩れて自律神経が乱れやすくなります。
精神面と肉体面
精神的な緊張が続くと、ヒトは肉眼でモノを捉えようとする方向に偏り、眼精疲労に繋がるし、頭皮や視神経が硬直して首の筋肉がこり固まってしまいます。
精神面から発した問題を、〝心がけ〟という精神面から解決しようとすると、また考えすぎの負のループに陥りがち。
精神面の問題は肉体面から解消させていくのが、健康的かつ効果的な近道です。
つまり、肉体がゆるんだ状態にする事によって、精神的な安定状態を産み出す、という逆転の発想です。
首の筋肉が緩んでいると、あれこれと考えすぎる事が減るのです。
ということは、大脳新皮質を休められて自然界と共振しやすくなり、心身共に楽になれます。
首の脱力
ご機嫌さんでいれば、気分はリラックスしているので首の筋肉は緩んでいるはずです。
まずは、首の緩んだ状態を作り出すことから始めてみてはいかがでしょう?
そのコツを掴む為にお勧めなのが、首の緩んでいる人を観察して真似る事です。
身近な人でも良いし、誰かの動画でも結構です。
有名人では宇多田ヒカルさん、桑田佳祐さん、ドリカムの吉田美和さんなどは非常に首に動きが柔らかいので参考になります。
猫や鳥など、自然界の動物の動きを見て学ぶのも良いでしょう。
上虚下実
武道の世界に〝上虚下実〟という言葉があります。
下半身にどっしりと重心が置かれて上半身の力が抜け、肝が据わった状態を指した言葉です。
この状態になると、丹田にエネルギーが集中して迷いがなくなり、力を発揮しやすくなるのです。
メンタルにも作用して、雑念が払われて迷いが無くなり、必要なポイントに意識をフォーカス出来る様になります。
無駄に頭を使い過ぎることを防げば、肉眼でモノを見ようとすることが減るので、目の疲れも激減します。
是非、意識してご活用ください。
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