O脚にはバックウォーク!?〜セルフケア法〜
オシャレなミニスカートやショートパンツでファッションを楽しみたい。
でも、O脚がコンプレックスで着こなす勇気が出ない。。
そんな悩みをお持ちのあなたに、自分で簡単に出来るO脚改善法をお教えします。
O脚とは?:3つのタイプ
一般的には、両足を伸ばして立った時に、膝関節の部分にスキマが生じる、いわゆる〝ガニ股〟を指して〝O脚〟とよく言われます。
しかし実際には、もう少し複雑であり、次の様にまとめる事が出来ます。
O脚とは、足を揃えて真っすぐ立った時に、両脚の間が開く事を指します。
この時の脚の揃い方により、以下の3つのタイプに分類されます。
①O脚
足元だけがくっつき、太もも、両膝、ふくらはぎの間が大きく開いてしまうタイプ。
②X脚
両膝はくっつくが、内股と膝下〜足先が開いてしまうタイプ。
③XO脚
内股はピタリと揃うが、膝から下(ふくらはぎ)が開いてしまうタイプ。
O脚を放置しておくとどうなる?
①膝の変形・痛み〜変形性膝関節症〜
自身の体重や、日常の運動、荷物の加重などの負担に耐えかねて、膝関節が変形する場合があります。
また、膝の軟骨がすり減り、骨同士が当たって炎症や変形が起こり、痛みになる事を〝変形性膝関節症〟と言います。
この状態になると、階段の上り下りはおろか、単純に動かす事も困難になったり、立ち上がる事さえ辛くなります。
②下半身の肥満
膝関節、股関節、骨盤などが歪みが起こり、姿勢が悪くなりがちです。
すると、血液やリンパの流れが滞り、冷えやムクミの原因になります。
さらに、下半身に脂肪が溜まって、下腹ポッコリ体型にもなりかねません。
③生理痛・生理不順
本来、生理の時は骨盤が開き気味になります。
そこに骨盤の歪みが加わると、開いたままの状態が続く事があります。
すると、子宮が圧迫され、痛みや生理不順が引き起こされる場合もあります。
O脚の改善には
エクササイズ
①8歩だけ、後ろ向き歩き
通常の歩行方向とは逆、背中の方向に歩きます。
出来る限り歩幅を大きく取りながら、地面に足裏全体をくっつけたままの〝すり足〟で、8歩行います。
ゆっくりで結構なので、これを一日3回取り入れてみて下さい。
後ろ向きに歩くと、身体は歪みの無い、本来の姿勢を思い出します。
内転筋(内股の筋肉)や大臀筋(お尻の筋肉)が刺激され、歪んでいた骨盤や膝関節が正常な位置に戻り、O脚が矯正されるのです。
O脚の具合にもよりますが、軽度のものであれば、ビフォアアフターに明確な違いが出る場合もあり、かなり効果が期待出来ます。
②開脚運動
開脚運動は、背骨が正しい状態で骨盤の上に乗る状態を作ります。
骨盤矯正・O脚矯正に、最適な方法と言えます。
A.腰を着いて座った姿勢で、両足の裏を合わせて膝を開く。
B.同じく座った姿勢で、両脚を真っすぐ伸ばしたまま、開脚をする。
*相撲取りには、開脚運動(股割り)を欠かさないため、O脚の人はいないそうです。
日常のクセを見直す
①歩き方を正す
・太ももを開けず、内側に締める様にして歩く。
・カカトから着地して、親指の付け根で、地面を蹴上げる形で歩く。
・土踏まずで外に向けて蹴上げない様に気をつけて、つま先を正面に向けて歩く。
②座り方を正す
足を組んだり、横座りは、骨盤の歪みに直結し、O脚の原因にもなります。
どうしてもしてしまう方は、普段のクセと逆向きにすることを心がけてみて下さい。
*心当たりのある方は、無理無く出来る事から試してみてはいかがでしょう?